私が子どもの頃、自宅の近くに一店舗がまるまるゲームセンターという施設が開店しました。開店の数日前から新聞やポストへ広告が投函され、父にせがんで開店当時に連れて行ってもらいました。そこではきらびやかなゲームが勢揃いしていて、クレーンゲームやメダルゲームをやらせてもらいましたが、実は私が最も興味があったのは格闘ゲームでした。
これまでも小さな規模のゲームセンターはあったものの、格闘ゲームのコーナーは薄暗く髪を染めたいわゆる不良と呼ばれるタイプの人が多くプレイしていて近づけませんでした。しかし、今回開店したゲームセンターは格闘ゲームコーナーも明るく、カップルや小中学生が集まっていたのです。そのときは父の予定があったため遊ぶことは出来ませんでしたが、後日お小遣いを握りしめて格闘ゲームをプレイしに行きました。そのゲームこそが、セガのバーチャファイター2です。
初代バーチャファイターは1993年に稼働が開始され、3Dポリゴンを使った世界初のゲームとして話題になっていました。バーチャファイター2はその続編で、前作では実現できなかったテクスチャを貼ったキャラクターが登場し、本物の人間が画面のなかで戦っているように見えたのです。私は他の人がプレイしているのをじっと長めながら自分の順番を待ちました。そして、いよいよ私の番がやって来ました。緊張しながら100円玉を投入し、キャラクターを選びます。もちろん選んだのは主人公のアキラです。しかし、あとになって知ったのですがこのアキラというキャラクターは上級者向けで、複雑なコマンドを入力しなければ威力が高い技が出ないのです。当時の私は好き勝手にボタンを連打している有様でしたが、それでもコンピューター相手に2回ほどは勝利を収めました。
それ以来、私はバーチャファイター2の虜になりました。学校から帰るとすぐにゲームセンターに向かうことはもちろん、習い事の帰りにもゲームセンターによってから帰宅していました。バーチャファイター2だけでなく、デイトナUSAやバーチャストライカーなどセガ製のゲームはどれも非常に面白く、時間が経つのを忘れるほど遊んでいられました。お小遣いは急激に底を突き、お年玉はすべてゲームセンターで使うほどでした。
現在もセガのゲームへの意欲は冷めていません。家庭用ゲーム機からは撤退してしまいましたが、他社のゲーム機でリリースされ続けているセガのゲームは大人になった今でも楽しめます。

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